更新日 2022年9月12日
ランディングページのデザイン費用相場っていくらくらい?
外注したいけどれくらいの価格なら安心かな?
多くの制作会社ではランディングページ制作の料金表を公開していません。料金を公開してるのは格安をうたってる制作会社やフリーランスになります。なのでいざグーグル検索で上位にある制作会社にランディングページの見積もりをしたら予想より高いと感じるのではないでしょうか?
そこで今回はランディングページに関する業界の一般的な費用相場をご紹介できればと思います。
LP(ランディングページ)制作の費用相場
ランディングページ制作の一般的な価格帯は10万〜100万円ほどです。お客様の予算によって出来ることも限られます。
どこまでの作業を外注したいかによって価格帯は大きく変動します。
デザインだけお願いしたいのか?丸ごと完全お任せしたいのか?
相場とサービス内容の例を表にまとめましたので、それぞれの価格帯の詳細について解説していきます。
相場
相場 | 目的 | 依頼できる作業範囲 | 発注先 | 制作期間 | サポート対応 |
10万円以下 | コストを抑えたい場合やデザインの品質にはこだわらない | デザイン〜コーディング | フリーランス | 1週間〜2週間 | なし |
10万円〜30万円 | コストを抑えたい場合やデザインをそこそこ作り込みたい | デザイン〜コーディング | フリーランス、小規模の制作会社 | 2週間〜1ヶ月 | なし |
30万円〜60万円 | デザインには妥協しない、ある程度の実績ある会社にお願いしたい | 構成〜コピーライティング〜デザイン〜コーディング | フリーランス、中小規模の制作会社 | 1ヶ月〜2ヶ月 | あり |
60万円以上 | マーケティングから設計までトータルでお任せしたい | 競合調査〜構成〜写真撮影〜コピーライティング〜デザイン〜コーディング〜公開後の運営 | 中小規模の制作会社、大手制作会社 | 2ヶ月〜3ヶ月 | あり |
10万円以下
10万円以下で制作を引き受けてくれるのはフリーランスになります。
依頼可能な作業範囲はデザイン〜コーディングになります。ディレクション、構成、ライティングは期待は厳しいと思います。
デザインに関してはテンプレートを使ったものを元に作成することが多いです。
予算がない、コストを最小限に抑えたいお客様にはフリーランスにお願いすることが良いでしょう。
クラウドソーシングのランサーズなどでデザイナーの募集ができます。
10万円〜30万円
10万〜30万円の予算があるのであれば、実績のあるフリーランスや小規模な制作会社に依頼が可能だと思います。
依頼可能な作業範囲は構成〜デザイン〜コーディングまでが一般的かと思います。
ライティングも探せば予算内で引き受けていただける可能性もありますが、パンフレットや既存のHPの文章からの抜粋などで文章を作成する形になると思います。
30万円〜60万円
30万〜60万円の予算があるのであれば、実績のあるフリーランスや中規模制作会社に依頼が可能だと思います。
依頼可能な作業範囲は構成〜コピーライティング〜デザイン〜コーディングまでが一般的かと思います。
品質に関しても心配ないと思います。
60万円以上〜
60万円〜の予算があるのであれば、大手制作会社に依頼が可能です。実績も豊富なので
戦略、立案からどのように販売するか細かく提案して頂けます。撮影やライティングなどもお任せできる場合が多いです。大きな予算があるのであれば実績な豊富な会社にお願いすると良いでしょう。
LP(ランディングページ)制作の費用が大きく変動する7つの要素
次に、LPの制作にかかる費用の種類をそれぞれ紹介します。
ディレクション、構成、ライティング
ランディングページを作る上でまず考えないといけないのが、
ディレクション、構成、ライティングです。この要素を依頼するかしないかでも大きく変わります。
ディレクションはサイト全体のプロデュースをすることですね。どんな客層に向けて作り、広告予算、制作予算を考えます。
そしてデザイン業務の前に全体のレイアウト構成を考えます。この構成を元にデザイナーがデザイン制作に取り掛かります。
そしてライティングです。ランディングページに限らずですが、ホームページ制作にはライティングの文章がなけれな成り立ちません。
デザイン
構成を元にデザインを加えていく工程のことです。
フォトショップ、イラストレーター、XDなどのソフトを使ってデザイナーがデザインをします。
コーディング
デザインが出来たら最終工程のコーディングです。コーディングはWEB上で閲覧できるように最適化することです。
HTML化と一般的にいわれてます。
素材や撮影
ランディングページで商品の撮影を自社で撮影するのか?制作会社にお願いするかで費用も大きく変わります。
写真素材を使う場合は有料素材などはいくらまで使用可能なのかも考えておきましょう。
コンテンツの量やページの長さ
ランディングページはページの長さで費用が変動します。自身が希望する長さを参考サイトを例に見積もりをお願いすると良いですね。
長ければ通常より倍の費用が発生することも多々ありますので。
納品データの確認
納品はZIPで納品するのか、それともサーバーにアップまでなのかも確認しましょう。
制作データに関しても多くの会社は別途費用にしてる会社が多いです。
例えばPhotoshopで制作したPSDデータは別途見積もりの5%などですね。
広告運用の有無
ランディングページはサーバーにアップして終わりじゃありません。グーグルやヤフーに広告を出して初めて運用開始となります。
この運用の管理などもしていただける会社なのかどうかも確認しましょう。
こちらの運用管理の方が制作よりも費用がかかると思います。
ランディングページ制作(LP)の主な流れ
ランディングページ制作には様々な行程があります。制作会社によっては請け負える範囲が異なります。
まずはランディングページを制作する上でどのような行程があるか基本の行程を確認いsていきましょう。
1.戦略設計
ランディングページ制作では目標を決めて、競合する企業のLPを把握して分析して戦略を練ります。
見積もりが高めの制作会社はこの辺りのマーケティングにも得意な会社が多いです。
2.構成作成とライティング
ランディングページを作る上で商品やサービスを紹介する順番を決めます。
これをデザイン作業の前のたたき台として作成していきます。
これらの構成をワイヤーフレームといいます。
3.デザイン
ページ全体をデザインします。これらの行程はほぼ全ての制作会社が担当することになります。
4.コーディング
出来上がったデザインを元にコーディングを行います。HTML化ですね。
5.テスト環境での動作テスト
出来上がったランディングページはまずは本番サーバーに上げる前にテスト環境のサーバーにアップします。
こちらを確認して問題がなければ本番サーバーへのアップです。
6.本番サーバーへのアップ
本番のサーバーへデータをアップします。
LP(ランディングページ)制作見積もり依頼をする際の注意点
その他の注意すべきポイントについてご紹介します。これらを抑えることで、より円滑に制作依頼を行うことができます。ぜひ参考にしてみてください。
費用が安過ぎる
費用が安すぎるフリーランスや制作会社は避けた方が良いでしょう。低品質な制作になってたり
オプションで様々な金額が付け加えられて金額が倍以上になる場合もあります。
後は費用が安いのに高品質なデザインを求めるのも厳しいです。安いのには理由があります。
これはデザインに限らずですが、自身が求める品質と業界の相場観を認識する必要があります。
依頼内容を明確化する
外注する場合にはどこまでを制作して欲しいのか明確にしておきましょう。
最初の段階で明確化しておかないとトラブルの元になりますので。
LP(ランディングページ)の制作実績を確認する
制作会社に外注する場合は制作実績は必ず見ておきましょう。ほとんどの制作会社が実績を公開してますので。
フリーランスでも公開してる方は多いです。当方も実績公開してます。
制作会社によって得意な分野や専門性が高い会社もあるので、様々な制作会社の実績を見比べておきましょう。
LP(ランディングページ)費用を抑えるなら自分で作る
ランディングページを制作するなら最低でも数万は用意しないといけません。
予算が厳しい場合は自分でランディングページを制作することをオススメします。
初心者でも簡単にすぐにランディングページを制作できるサービスもございますので紹介します。
関連記事:
LP(ランディングページ)のデザイン費用相場のまとめ
ランディングページの制作を依頼する際の費用相場について説明いたしました。
ランディングページ制作は、目的によって予算や依頼先も変わります。
見積もりの際はどこからどこまでを依頼できるのか入念に確認しておきましょう。
今回ご紹介した費用相場を参考に依頼先を選んでみてはいかがでしょうか。
関連記事:
関連記事:
この記事を書いた人
GROVERDESIGN
濱賢治
大阪でフリーランスとして働くWebディレクター/デザイナー。主にWEBの企画・ディレクション・デザイン・SEO対策、コンテンツ編集、など発信してます。 趣味はゲーム、音楽、ジムでトレーニングです。 座右の銘は泣いて馬謖を斬る