新しいコンテンツが日々生まれ、私たちはそれらを観て、欲しくなったり、行きたくなったり、感動したり、さまざまな影響を受けます。
皆さんも、キャッチやストーリーに「共感」して商品を注文したり、きれいな映像を観てそこへ行ったりした経験があると思います。
それって、キャッチやストーリーや映像が優れているからと思ってしまいがちですが、実はそれだけではありません。
お客様でもホームページのコンセプトをはっきりと答えられる方は、意外と少ないように見受けられます。
今日は、コンセプトの重要性とコンセプトワークについて考えてみます。
目次
コンセプトが曖昧のままWebサイトリニューアルしていません?
1.古くなったのでリニューアルしたい
2.最近のWebサイトのトレンドを取り入れたい
上記のような理由だけで、Webサイトの新規構築、リニューアルをすることはおすすめできません。
コンセプトが設定されていない新規構築やリニューアルは、Webサイトの成果に結びつきにくくなるからです。
したがって、Webサイトを新規構築、リニューアルする際は、必ずコンセプトをしっかり決めていきましょう。
コンセプトの決定過程
では、実際にコンセプトを決定していく過程について確認していきましょう。
1.What(何を)
ホームページを作ってどんなことを実現したいか
2.Who(誰が)
どんな人がターゲットユーザーか
3.Why(なぜ)
ターゲットなるユーザーはなぜあなたのページを閲覧しに来るのか
4.When(いつ)
ユーザーはいつホームページの情報を必要とするか
5.Where(どこで)
どこでホームページ閲覧するか「家、会社」「PC、スマホ」など
6.How(どうやって)
どんな状況でホームページを見るか
コンセプトを決める事で「何が言いたいのかわからないホームページ」という最悪の事態を避ける事ができますのでしっかりと考えましょう。
コンセプトを考えることで方向性が決まる
コンセプトが明確であれば、コンセプトに合った世界観になるようビジュアル(画像)を選定し、フォントも雰囲気に合ったものを選び、色も効果的なものを選択することができ、デザインの目指す方向もより明確になります。
このように、制作ベースだけでなく、コンセプトを明確にすることで思考のプロセスを明示にし、前提条件を押さえておけば、
制作側とクライアントで主観や思い込みの衝突が減り、議論もずいぶんと建設的になります。
スムーズな仕事をするためにも、また、エンドユーザーに正しく意図を伝えていくためにも、デザインをする上でコンセプトというのは非常に大事な役割を果たしていることがわかります。
ホームページを作っても成果がでないと意味がありません。
しっかりとコンセプトを練って目的を明確化して成果の出やすいホームページを作っていきましょう。
この記事へのコメントはありません。