こんにちは!グロバーデザインの濱です。
今回ご紹介するのは、BtoBのLP改善メソッドです。BtoBとBtoCではターゲットとするユーザーの特性が異なるので、LPの内容や目標とする成果に違いがあります。
まずは基本中の基本となる、BtoBとBtoCが何を指すかを簡単にまとめておきましょう。
目次
BtoBのランディングページを作成する前に
● BtoB
Business to Business、つまり企業間の取り引きです。
● BtoC
Business to Consumerの略で、企業が一般の消費者に商品やサービスを提供することを指します。
ユーザー行動の違い|BtoBユーザーは衝動では動かず、冷静に比較検討
BtoCでは、基本的にランディングページを閲覧している人自身が購入の意思決定者です。本人がLPを見て納得すればほかと比較検討せず即購入に至ることも多く、衝動買いもあります。
一方BtoBでは、LPを閲覧している人が意思決定者とは限りませんし数社をピックアップして後で上司に報告する流れが多いかと思われます。
BtoBとBtoCではデバイス利用状況が違う
BtoCユーザーは個人が多いのでスマホでの閲覧が多く
BtoBユーザーは会社のPCから企業を探してるので、PCでの閲覧が多いです。
デザインの違い
BtoCユーザーはより感覚的でインパクトのあるデザインが好まれます。
BtoBユーザーは落ち着いてシンプルなデザインを好まれます。インパクトよりも信頼性重視。
上記の差がBtoBとBtoCの違いになります。
それでは、BtoBのランディングページ制作するにはどのようなコンテンツを用意すれば良いかをご説明いたします。
製品導入によるメリットや効果を明確に示す
BtoBのユーザーは、製品導入後の具体的なメリットや成果を求めているため「費用対効果60%OFF」「作業時間短縮!」といったわかりやすく端的なメッセージを記載することが大切です。
導入実績や取引企業などの掲載をして信頼性をアピールしましょう。
簡単に他社製品と比較できるようにする
BtoBのランディングページを訪れるユーザーは一つの企業のページだけを見て購入をすることは少なく、複数企業の同様な商品やサービスを比較してより良いものを探していることが予想されます。
そのためランディングページ内に、簡単に他社と比較できるような情報を設置することが大切です。自社製品の一覧やカタログのようなページは効果が薄くなってしまいます。
シンプルで簡潔なページデザインを心がける
BtoBのユーザーであるビジネスマンは限られた時間内に多くのサイトを見て回ります。
サービスや商品への説明は長くしないで簡潔に説明することを心がけましょう。
そして目立たせるという意識は捨てましょう。ここは目立たせたいので赤文字にしたい、ボタンは目立たせて赤文字にしたい。
これらはBtoCユーザーには効果的ですがBtoBユーザーには逆効果となりがちです。
まとめ
以上のように、BtoB向けランディングページページを訪れるユーザーはBtoCのユーザーとは異なり、衝動買いはせず慎重に検討してから購入を決めるという特徴があります。
ページを見ている段階では、上司や関係者を説得するための情報収集をしていると考えましょう。
この特徴を把握した上でシンプルなランディングページを作り、資料請求やお問い合わせに誘導することが大切です。